27.海外でリーダーシップを発揮して働くために
こういう方法で、数多くの販売店様を回る。
まずは、当社のシェアも販売店様自体の総売上も大きいところだ。
乗ってきたバイクを店の前に止め、店に入る。とても暑い。汗が噴き出る。
気温は34度ぐらいありそうだ。覚えたてのベトナム語でシンチャオ(こんにちは)
とあいさつする。
当社ベトナム人営業スタッフが前ふりの話をし始める。(私は意味が解らないので
前ふりの話と勝手に決めつけているが)。ベトナムの販売店は大体家族で経営している。
そのご主人と話をしている間に、奥さんが氷入りの冷たいベトナムコーヒーを持ってきてくれた。
カムオン(ありがとう)と言いながら飲む。甘い!コンデンスミルクがたっぷり入っている。
私は甘いのは苦手だが、全く飲まない訳にもいかないので、半分ぐらいを目標に飲む。
頃合いを見計らって、私から『いつも弊社の商品販売にご協力いただきありがとうございます。
私は日本から来たばかりですので、申し訳ないですがベトナム語がしゃべれません。ご容赦ください。
今日はいくつか教えていただきたいことがあります』。店主『日本から来たのか。それは大変だな。
いくつだ?結婚しているのか?』結構ずけずけ聞いてくるが、ベトナム流ではこれは親愛なる
挨拶らしい。私は正直に答えつつ、続いて『何とか半年でベトナム語を覚えろ』。ときつい
(まあ励ましと思うが)お言葉を頂いた。