shyumahaのブログ

海外でリーダーシップを発揮して働くために、私が海外勤務経験から得た体験記を記しています。

40.海外でリーダーシップを発揮して働くために

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2)販売店様の分析

2,500店ある販売店の内、重点店をどのように抽出するか?であるが、

オーソドックスに以下のように分類しようと思った。

日本だとこのように分析しようとすると、すぐにデータが出てくるが、ベトナムでは

なかなか出てこなかった。まずは、私がエクセルで知りたい項目を作成し、

スタッフに「こういうデータがないか」?→「ない」。→「では、代理店は直接販売店

売っているので、代理店ならわかるだろう」?→「そのはず」。→「じゃあ代理店に聞きにいこう」。

 

などとやりながら、作成した。特に競合含む各販売店の販売台数合計は、

データ的には怪しい部分もあったが、「自社の台数シェア40%は、どうやって算出した?

それを算出する過程で競合の台数も算出しているはずでしょう」?

 

とやりながら推測も含めながら作成した。当社スタッフも、代理店も感覚的には

どこが重要で、どこがそれなりのお客様か知っているはず。

データの結果が感覚と大きくずれたら、それはそのとき確認すればいいと考えて前に進めた。

 

ちなみに、エクセルデータを加工して、上記のプロット図にする方法もついでに

当社スタッフに伝えた。当社スタッフもPCの操作がうまい人間がおり、飲み込みが

早かったので私は助かった。これは今後、毎年作って振り返ることにした。

 

売店の抽出は、核となるホーチミン市は、各販売店の通り毎(Ly Thuong Kiet通り、

To Hien tan通りなど各通りに固まって販売店が存在している)に算出。

あとは重要な地方都市と分けて作った。

そうすると、以下のようになった。しかしなんだかんだと時間がかかり、

完成するまで2ヶ月もかかってしまった。


 

 

 

重要度順に1)300店、2)500店、3)700店、4)1000店となった。